美と健康のコラム Vol.25
40代からの目の不調ケア
40代を過ぎると、「最近ピントが合いにくい」「スマホの文字が見づらい」「目が疲れやすい」と感じる方が増えてきます。
これは「老眼(老視)」と呼ばれる自然な加齢現象です。
しかし、単に“歳のせい”で片づけてしまうのはもったいないです。
体の使い方やケア次第で、進行を遅らせたり、見え方を楽にしたりすることができます。
さあ、老眼に抗いましょう!
老眼の主な原因
- 水晶体の弾力低下
目の中の「水晶体」はカメラのレンズのような働きをしています。
年齢とともに硬くなり、ピント調整がしづらくなります。
- 毛様体筋(もうようたいきん)の衰え
ピントを合わせる筋肉が疲労や姿勢の影響でうまく働かなくなります。
スマホやパソコンの長時間使用が大きな負担になります。
- 血流の低下
首や肩のこり、姿勢不良によって目周囲の血流が悪くなると、
目の筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなります。
老眼に抗う5つの対処法
① 姿勢を整える
頭が前に出る姿勢(スマホ首)は、スマホを下に見る不自然な姿勢から首の筋肉に負担をかけ、
目のピント調節筋に大きな負担をかけ眼精疲労やドライアイなどの不調につながります。
整体で首・背中のバランスを整えることで、目の疲労が軽減します。
② 首・肩の血流を改善する
軽いストレッチや温めたりすることで首肩の緊張を和らげると、
目の周りの血流も良くなり、ピント調整がスムーズになります。
③ 目の筋肉をリラックスさせる
1時間に1回は遠くを見る「20-20-20ルール」(20分ごとに20フィート先を20秒見る)を意識しましょう。
※20フィートは約6m
④ 栄養素でサポート
ブルーベリー、ルテイン、ビタミンB群など、
目の健康を守る栄養素を意識的に摂りましょう。
⑤ 定期的な整体・セルフケア
頭蓋骨や首の動きを整える整体は、
目の周囲の筋肉や神経の働きを助ける効果があります。
セルフケアと併用することで、老眼の進行を緩やかにできます。
また目と頭、首を施術する「アイセラピー」は、目の筋肉を効果的に緩めることができるのでお勧めです。
まとめ
老眼は「目だけの問題」ではなく、
首・肩・姿勢・血流といった全身のバランスの乱れが大きく関係しています。
整体で体の軸を整えることが、「見え方の若さ」を保つ第一歩になります。
☆☆☆あとがき☆☆☆
院長の私も少々小さな文字が見えづらくなってきました。。。
あと、最近お月様が3重に見えてきました。
これはもはや老眼ではないような気がする今日この頃です(笑)
