美と健康のコラム Vol.28
「トレーニングが続かないのですが…」
という相談を良く受けます。
とてもよく分かります。
「健康のために毎日トレーニングを続けたい」と思っても、実際には続けるのが難しいですよね。
でも、これは意志が弱いからではなく、やり方や環境の問題であることが多いです。
柔道整復師・機能訓練指導員の観点から、
「続かない」を「続けられる」に変えるための考え方とコツを紹介します
1. 「毎日やらなきゃ」を手放す
実は「毎日やらなきゃ」と思うほど、続かなくなります。
人間は“義務”になると脳が抵抗します。
週3回でも、1回3分でもOK。
「少なくてもいいから続ける」を最初の目標にしましょう。
2. 「目的」を明確にする
「健康のため」だと少し漠然としてモチベーションが続きにくいです。
たとえば…
☆朝スッキリ起きられるようになりたい
☆夜ぐっすり眠りたい
☆腰痛を軽くしたい
☆旅行でたくさん歩ける体にしたい
☆体力をつけて免疫力をつけ、コロナやインフルに罹らない
など、“実感できる目的”を持つと続けやすくなります。
3. 習慣化のコツは「時間を決める」こと
「できる時にやろう」では続きません。
おすすめは、
歯磨き中にかかとの上げ下げ10回
入浴前にスクワット5回
入浴後にストレッチ
買い物で歩く時に一本橋歩き
エスカレーターではなく階段
のように、既存の習慣にくっつけること。
“やるタイミングを決める”ことで、行動が自動化されます。
4. ハードルをとことん下げる
「10分運動」でもハードルが高いなら、最初は1分でOK。
ストレッチ1種類だけ
スクワット3回だけ
「今日は1分でもやった」=成功体験です。
小さな成功が積み重なると、やる気が自然と出てきます。
「やらないよりはまし」というマインドもOK。
5. 楽しめる工夫をする
お気に入りの音楽やYouTube動画を見ながら、
ペットや子どもと一緒に動くのも◎
楽しみながら続けられる環境づくりが一番の近道です。
6. 体の不調は「サボり」ではなく「サイン」
もし体が重い・痛い・だるいと感じたら、
それは“やる気がない”のではなく、身体が回復を求めているサイン。
無理せず、整骨院でメンテナンスをして、
動ける身体を整えることも大切です。
7. 「続ける」より「戻れる」仕組みを作る
3日サボっても、また戻れたらOK。
大切なのは「やめないこと」ではなく「再開できること」です。
完璧を目指さず、ゆるく長く続けましょう。
✨まとめ
続けるコツは「無理せず・小さく・楽しみながら」。
トレーニングは“習慣”になると、努力ではなく“日常”になります。
無意識にできるようになるまでコツコツゆる~く続けましょう!
☆☆☆あとがき☆☆☆
続かないですよねぇ…
忘れてしまうんですよね、するのを。
私なりの忘れない方法があります。
人は痛みと共に経験した記憶は忘れにくいそうです。
そこで私は、忘れてはいけない時に、
例えば腕立て伏せを続けたい時に
「毎日腕立て伏せをする」といって、
自分のほっぺたを叩きます。(俗に言うビンタ)
すると忘れません!(笑)
決してお勧めはしませんが、効果てきめん!
もしまねをされる時は自己責任でおねがいします…。
