美と健康のコラム Vol.32
少林寺拳法に多い負傷部位トップ3とケア方法&アドバイス
少林寺拳法は、剛法(突き蹴り)と柔法(抜き投げ固め)が一体となった武道。
それぞれの技を極めるためには何度も繰り返しの練習がマストとなります。
しかしながら少林寺拳法を始めて1~3年は体の様々な部位を負傷することを経験します。
今日は少林寺拳法で多いケガの部位トップ3とそのケア方法をご紹介します!
第1位:手首の捻挫(手関節捻挫)
逆小手、送小手、といった龍華拳系の技で逆関節を極められる際に手首の靭帯が伸ばされ、捻挫を起こします。白帯拳士や級拳士に多いケガです。
主な原因
・手首が硬い
・何度も方向の違う力技をかけられてしまう
・倒れ方がまだ不十分なため、手首に過剰な負荷がかかる
ちなみに高段者がかける技は体重移動や体裁きで行うため、痛み無くいつの間にか倒されているといった感覚になります。よって負傷はほとんどありません。
ケア方法
アイシング&レスト&固定
早めに氷で冷やしましょう。20分アイシング後、しばらく(30分後など)開けてアイシングします。受傷直後はこれを2~3回繰り返します。特に入浴後は必ずアイシングをします。そして安静に。動かすと痛みが強い場合はサポーター固定を行いましょう。
アドバイス
痛みがある場合、練習は控えた方が良いのですが、どうしても練習をしなければならない時は、手首にホワイトテーピングを巻いて固定して行いましょう。
自分のため、そして相手に「ケガをしているので優しくしてね」というアピールにもなります(笑)
第2位:腕の打撲(前腕打撲)
主な原因
廻蹴りを十字受けで受けた際に角度が合わず、力で受けてしまう。いわゆるガチンコ受け。
十字受けの練習が未熟な場合が多い。
ケア方法
アイシング&レスト
とにかく冷やしましょう。腫れて痺れがある場合は速やかに整形外科を受診しましょう。内出血が神経を圧迫しているコンパートメント症候群の可能性があります。
アドバイス
十字受けは力を抜いて柔らかく受ける感じで行うと良いでしょう。
アイシングをした後、患部を触って熱感がある時は冷やしましょう。
第3位:腰、股関節の痛み(腰部捻挫、股関節捻挫)
主な原因
・前蹴りのやりすぎにより、腸腰筋が緊張し反り腰になり腰部に過剰な負荷がかかる。
・足刀蹴りのやりすぎにより、股関節の靭帯に負荷がかかり股関節外側から前面に疼痛。
いずれも空蹴り(からげり)により筋肉、靭帯に負荷がかかることが原因となる。
ケア方法
腰部アイシング 股関節部アイシング
痛みが和らげば、ストレッチを行う。
腸腰筋のストレッチ 中殿筋ストレッチ 大腿筋膜張筋ストレッチ
アドバイス
空蹴りは程々にして、胴蹴り、ミット蹴りを行う。
特に足刀蹴りは空蹴りをしすぎると靭帯が伸び、長く続く痛みや股関節のカクカク音の原因になるので要注意。
まとめ
武道にケガはつきものですが、痛めた部位は炎症を起こしています。
基本的には痛みが和らぐまでは安静にしましょう。
☆☆☆あとがき☆☆☆
今回はかなりマニアックな内容になってしまい、少林寺拳法をされていない方には、「は?」な内容の部分もあったことをお詫びします
実は私、ここに挙げたケガ、若かりし頃に全て経験しました(涙)
これ以外にも、足の捻挫、すねや足の甲の打撲、肋骨の骨折などなどいろいろ経験いたしました。。。
それでも、楽しいんですよねえ。
少林寺拳法に限らず、スポーツでのケガは頑張った勲章です!!
ケガは、早めのセルフケアが痛みを早く鎮めるカギとなりますが、痛みが続く時は当院にご相談ください!!
